昨今、超高齢化社会、独居高齢者の増加、地域社会の崩壊、無縁社会、介護の担い手不足など目に余るような現状がメディアにより伝えられるようになりました。
第二次世界大戦、戦後の復興、高度経済成長を支えてきた方々が、このような問題に直面する時代となり、日々の暮らしをどのように支えていくかが、大きな社会問題となっています。
このような多くの問題に対して、ひとつでも問題解決のお手伝いをしたいとして実現したのが「アンシャンテ平和の森」です。
平成十二年に介護保険制度が施行され、多くの方々にも福祉事業がサービスであると認識されるようになりました。しかしながら、福祉事業の成果は利益ととらえられる様になり、様々な社会問題を生み出したことも事実です。私たちは「アンシャンテ平和の森」の成果を、「弊社に関わりのあるすべての方々が満足すること」と定義し、その満足を表すものが「笑顔」であると信じて「笑顔」を限りなく広げていきたいと考えています。
超高齢化社会がもたらす様々な問題を支えるということは、たやすいことではございません。だからこそ、支援が必要となった高齢者を支える従業員に対しても、お客様に対してお約束するものと同様の誓いを交わし、会社と従業員がともに成長することでお客様に対して捧げる「心からの笑顔」を育みたいと願っています。
最後になりましたが、東日本震災で被災された国民の皆様ならびに口蹄疫、新燃岳の噴火によりご心労を負われた宮崎県民の皆様に対し心よりのお見舞いを申し上げます。
株式会社ワック
代表取締役社長 市來貞利